8月31日~9月4日
兵庫国際ジュニアテニストーナメント(主催:兵庫県テニス協会)
ブルボンビーンズドーム/兵庫県三木市

シングル1回戦、好調なサーブでストレート勝ち。

3月の練習取材から、約6ヶ月。その間、海外での武者修行にも積極的に行きステップアップする河野選手。
今回、国内でのトーナメント出場。試合を見る機会を得た。朝、会場に着くと、コートでウォーミングアップ中の河野選手を発見。我々を見ると、軽く会釈をしてくれた。会場には、国際トーナメントということもあり、国内、アジアを中心とした海外のレベルの高いジュニア選手が出場している。メインコートで、ウォーミングアップしていた選手は、強烈なサーブを連発し、身長も高く、ジュニアなの?と思うほどでもあった。そんな、厳しい環境の中、切磋琢磨、少しでも上を目指す河野選手は、どんな試合をするのだろうか楽しみでもある。その日は、シングル戦、第2試合に出場。相手選手は、河野選手より、身長も高く、不利な戦いが予想された。身長差は、サービス力に影響が出ると言われ、単純に言えば、打点が高ければ強烈なサーブが打てる。全米オープンテニスでは、錦織選手(178cm)の対戦相手が、211cmで話題になりましたよね。相手のファーストサーブ攻略が、この試合の“鍵”になるかもしれない。しかし、試合が始まると、そんな予想に反し、相手サーブをリターンし、河野選手のサーブに相手がミスする試合展開となった。この日は、サーブの調子が良く、ファーストサーブが決まっていた。ラリーでも、積極的に左右に振り、相手がついていけない場面も多かった。2セット目は、相手にやや押され気味ではあったが、冷静に自分のテニスをし、自分のプレーでポイントを取っていた。もちろん、調子が良かったサーブも入っていた。ファーストサーブが入れば、自分のリズムで有利に試合が行える。そんな、強さを見せた試合だった。結果、6-1、6-4のストレート勝ちで1回戦を突破。試合後、勝因を聞くと、ファーストサーブが入ったこと、リターンゲームでポイントが取れたことをあげた。課題をひとつあげるとすれば、後半もバテないさらなる体力強化だろうか。この日の試合時間は、約1時間と比較的に短い試合時間ではあったが、長い試合になれば、2時間~3時間近い試合もあると言う。一進一退を繰り返すゲーム展開の中では、集中力を保ち、常に全力のプレーが求められるテニス。これは、想像以上にハードなことだと思う。残念ながら、2回戦は、1回戦で調子の良かったサーブが決まらず、敗退してしまった。総合結果は、シングルベスト16。ダブルスでは準優勝。今回の課題を分析し、10月に大阪で行われるスーパージュニア、いわて国体の試合で好成績を期待したい。

IMG_6022IMG_6023ウォーミングアップ(調子は良さそうだ)
IMG_6133 IMG_6134 IMG_6135 IMG_6136積極的なファーストサーブで相手を崩す
IMG_6081IMG_6082力強いリターンで攻める

取材メモ
前回の取材でも感じたことたが、河野選手は、感情を表に出さず、淡々と冷静にプレーしているのが印象的だ。闘志を内に秘めているタイプ。これは、個人競技では、相手に与える影響も大きいことだと思う。表情や感情の起伏は、プラスになることもあるが、マイナスなことの方が大きいと感じる。海外遠征での成果を聞いてみると、いろいろなプレースタイルの選手との試合ができること、メンタルが強くなること、英語でのコミュニケーションなど、日本では経験できない貴重な体験ができていると言う。今後も、積極的に海外を含め、試合経験を積み、ひとつひとつ、階段を登っていくことと思う。
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前回のレポート  http://team-daito.com/magazine/?p=938

河野甲斐選手ページ(スケジュールなど)※声援を送る  http://team-daito.com/athelete/9

取材協力兵庫県テニス協会 http://hyogo-tennis-as.com/

 

 

レポート:青木裕二(clutch-works)