オリンピックも視野に、ひとつ上のクラス470級でチャレンジする高校生セーラー。
オリンピック種目でもあるセーリングには、ウィンドサーフィンをはじめ10種目の競技がある。その中でも、ヨットカテゴリー二人乗りの470級クラスで競技を行う酒井選手。一般的な高校生では、下のクラス420級がメインになるが、あえて、オリンピック種目でもある470級に挑戦する。当然、470級に乗る高校生は少なく、当日の大会でも酒井選手だけであった。470級とは、艇の長さが470cmから、そう呼ばれている。(420級は420cm)長さだけでなく、セールの数も多くなり、操作の難易度は高くなる。しかし、より多くの風を受けることができ、スピードがでることも魅力のひとつ。酒井選手も、そのスピード感が、一番楽しいと感じる瞬間。と、語っていた。ヨット競技を始めたのは、中学1年生の時に、お父さんと体験会に参加したことがきっかけとなる。それからは、江の島のセーリングクラブに所属し、競技にのめり込んでいくことになる。ヨットを始めて5年。現在、高校2年生。週末のみ、江の島での練習している。大学生などの部活組に比べ、練習環境としてはハンデになるかもしれない。しかし、470級クラスでのレースにチャレンジする酒井選手には、それは、ハンデではないように感じる。本大会でも、唯一の高校生。社会人や大学生が中心の年代が上の経験豊富な選手が多い中で、堂々と戦っている姿に、そのハンデは感じなかった。自然との闘いが、その答えのひとつでもあるかもしれない。この日もそうだったように、波の高い強風の中でのレースでは、体力はもちろんだが、状況に応じた瞬時な判断力が求められる。ひとつ上のクラスでの厳しいレース経験が、彼を強くしていくことだろう。今回の大会では、いつものペアではなく、同じクラブ所属のコーチとのペア。そのコーチからは、体力・フィジカル面の強化の課題が出された。酒井選手自身も、厳しい状況でのレース後、フィジカルトレーニング、バランス感覚の強化が必要と言っていた。レース経験の中での体験として、自分の課題を見つけ、克服していくことが、今の、酒井選手に一番必要なこと。成長過程、伸びしろは、まだまだ。これからも、チャレンジャーとして、頑張ってほしい。もちろん、TEAM DAITO未来のアスリート支援プロジェクトは、これからも、酒井春輝選手を応援します!

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観戦コメント(山本優佳/本社・事務局メンバー)
遠くで行われているレースを、沖から観戦させていただきました。率直な感想は、「もっと近くで観たい・・・。」。(ご両親曰く、この日はまだ近い方とのこと。)出発前に見たヨットは、想像以上に大きく、操るロープもさまざま。ただでさえバランスが取りづらいうえ、風向きがすぐに変わる海上。どのように操船しているのだろうかと、とても興味が沸きました。コーチはフィジカル面が課題と仰っていましたが、内に秘めた強い思いがないとこの過酷なスポーツは続けられません。まだ高校生の酒井選手。更なる活躍を応援しています!

 

取材後記
中学・高校生の成長スピードには驚くばかりです。酒井選手もそうですが、1年前の面接時に会った時よりも、身長が伸び、大人になった印象。また、アスリートは、やはり、ユニホームや競技ウエアが良く似合う。酒井選手は、競技特性もあるのかもしれないが、高校2年生としては、冷静で感情的にならない、物事に動じない「冷静沈着」タイプに見える。これは、トップアスリートの共通な要素のひとつ。そして、平日は、競技から距離を置き、週末は集中した練習のメリハリのある生活も良いのかもしれない。競技に打ち込む姿勢は、選手それぞれ。答えはないのかもしれない。そんなことを想った取材でした。

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大東建託「未来のアスリート支援プロジェクト」TEAM DAITO

 

レポート:青木裕二(clutch-works)