滋賀県立アイスアリーナ・滋賀県/8月8日(土)

全日本ジュニア選手権(11月)10位以内が目標
ノービスクラスから、ジュニアクラス入りした13歳の鈴木選手。強い意志を感じる“目”が印象的。中学2年生の彼女は、我々の質問に少し照れながら、笑顔で答えてくれた。今シーズンの目標は、11月に開催される全日本ジュニア選手権での10位以内と言う。全日本ジュニアの歴代優勝者を見てみると、誰もが知る名前が並ぶ、荒川静香、安藤美姫、浅田真央、村上佳菜子など、まさに、オリンピックへの登竜門と言える大会である。そして、上位陣は高校生が顔をそろえる。その中に、中学2年生の鈴木選手が挑まなくてはならない。簡単なことではない。鈴木選手は、昨年もこの大会に出場している。結果は11位。10位以内とは昨年を上回る成績となる。そのポイントは3回転ジャンプの精度アップ。重点的に練習しているようだ。ジャンプは、得点への影響が高いことは素人でもなんとなく分かるが、少し気になり、昨年の大会の採点を見てみた。なるほど。。。数字だけを見ても少し理解できた。プログラム・コンポーネンツ・スコア(構成点)、スケーティングスキルは、上位陣に食い込める位置にいるが、テクニカル・エレメンツ・スコア(ジャンプやスピンの要素)が、やや劣っていた。ここが、自分のウィークポイントと理解し、毎日6時間強の練習を行っている。 IMG_2612

今回のレポートに戻るが、この競技会は、今シーズンを戦う意味のある大事な競技会でもある。ジャッジの採点方法、演技の方向性などを、ジャッジ、選手がお互いに確認することになり、今の演技をジャッジしてもらい、自分の課題を見つけ技術アップを図ることが目的の大きなひとつでもある。鈴木選手も今シーズンを戦う演技構成を披露。リンクを大きく使い、課題のジャンプも積極的に見せていた。印象的だったのは、手先の表現力だろうか。他の選手よりも、演技とシンクロした手先の表現がきれいだったと感じた。結果は32選手中で4位。本大会ではないものの、少し悔しい結果だったかもしれない。ジャンプに磨きをかけることで、全日本ジュニアでの10位以内の目標は達成できるのではないか。
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幼稚園の時にフィギュアスケートと出会う
幼稚園年長組の時に、お姉さんがやっていのを見てフィギュアスケートに興味を持ち、小学校3年生でクラブチームに入る。中学2年生になった今も、フィギュアスケートが大好きだと言う。毎日の練習を続けることは簡単なことではない。早朝練習、放課後のリンクでの練習は、毎日6時間以上にも及ぶ。遊ぶ時間もない練習漬けの毎日。向上心を持ち、試合に向けてのモチベーションを維持し、なによりも、フィギュアスケートが大好きという気持ちを持ち続けることは、本当に素晴らしいことだと思う。今後、ライバル達の中で、演技力を磨き、納得のいくジャンプが出来た時、目標以上の結果が出るのではないかと思う。我々が、テレビで活躍する鈴木沙弥選手を観るのも、そう遠くないように感じた。
未来のアスリート支援プロジェクト「TEAM DAITO」としても応援していきたい。
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サマーカップ2015フィギュアスケート競技会結果
http://www.jsfresults.com/local/2015-2016/fs/25/01/data0590.htm


鈴木沙弥選手

 

 

 

text:yuji aoki(clutch-works)