新潟県ブラインドサッカー協会・新潟フェニックスファイヤーズ
7月9日(土)・10日(日)、調布市味の素スタジアムの隣にある、アミノバイタルフィールドで行われたブラインドサッカー日本選手権。9日(土)は、あいにくの雨。グランドコンディションの悪い中で熱戦が繰り広げられていた。新潟フェニックスファイヤーズも、この大会に向けて練習を積んできたが、今回はベストメンバーが集まっていない。しかし、新メンバーにはチャンスでもあり、大きな経験になる。試合前のウォーミングアップでは、浅間監督から、細かい指示が各選手に伝えられていた。選手の動きも、調子は良さそうだ。昨年の同大会も取材に訪れたが、その時よりも、各選手、積極的に動いているよう感じる。今回は、もしや・・・。そんな、予感が初戦で的中。1試合目、岡田選手の見事なドリブルからの先制点を見ることができた。終始、攻撃的な試合展開で、初戦を2-0で勝利。昨年、競技体験のイベントを行い、参加した皆様は、枠の中にシュートすることの難しさを体験していると思うので、得点することの素晴らしさを分かっていただけるのではないかと思う。続く2試合、乃木坂戦0-1、たまハッサーズ戦0-2と惜しい試合展開も敗退。グループリーグ3位で10日(日)の順位決定トーナメントに。順位決定トーナメント1試合目も悔しい1-1のPK戦で敗退。最終戦の名古屋には、接戦の悔しさをぶつけて、2-0で勝利。総合12位で大会を終えました。ベストメンバーが集まらない中、大差では負けていません。攻撃的になった新潟フェニックスファイヤーズ。チーム力は、昨年以上ではないでしょうか。来年は決勝トーナメント出場を目指し、頑張ってほしい。もちろん、TEAM DAITOも応援します。
試合前にフォーメーションを確認
ドリブルからの先制点(岡田選手)
積極的に攻めるファイヤーズの選手
年々、盛り上がりを見せるブラインドサッカー。チーム数は全国に広がっており、今回は、過去最多の15チームが出場。日本代表も結成されており、2005年のアジア選手権に優勝。2006年には、世界選手権の出場も果たしています。もちろん、パラリンピックの正式種目でもあります。日本ブラインドサッカー協会は、東京オリンピックに向けて、体制の強化、選手の育成など、積極的に動いています。サッカー日本代表と同じ代表ユニホーム着た選手たちの雄姿を東京で見たいと思います。 新潟フェニックスファイヤーズの応援をよろしくお願いします。
活動状況は、下記、フェイスブックページでご覧いただけます。https://www.facebook.com/nbfa.niigata.phoenix/?fref=ts
新潟フェニックスファイヤーズ http://team-daito.com/athelete/19
昨年のレポートはこちら http://team-daito.com/magazine/?p=14
サポーターズクラブ体験イベントのレポートはこちら http://team-daito.com/magazine/?p=63
レポート:青木裕二(clutch-works)