2012年にスタートした車椅子ソフトボール選手権大会も6年目となり、活動チームも3チームから、13チームと増えた。今回の大会にも、全国から8チームが参加。年々、盛り上がりを見せている。最近では、パラスポーツもメディアで取り上げられる機会も増え、目にすることが増えた。パラスポーツの中でも、車椅子で行う競技・球技も多い。チーム競技のバスケットボールやチェアラグビー、個人競技のテニスや卓球など、その動きは、アクティブで観る人たちを魅了する。障がいを持つ選手が、車椅子を巧に操り、健常者と変わらない、いや、それ以上の動きに驚き、感心する。車椅子ソフトボールは、見るだけでなく、参加できる競技でもある。車椅子ソフトボール協会の大西会長も、車椅子ソフトボールを、「ユニバーサルベースボール」と表現している。この、ユニバーサルベースボール(スポーツ)とは、障がいの有無、性別、年齢の垣根を超え、沢山の人たちが、一緒に参加し、活動できるスポーツということだ。車椅子ソフトボールには、フェアにプレーができるように、障がいに応じたクラス分けやストライクゾーンなどのルールはあるものの、障がい者と健常者が、ひとつのフィールドで楽しくプレーできる競技でありスポーツだ。障がいの有無に関係なく、誰もが楽しめるスポーツとして将来性を感じる。車椅子ソフトボールが、そのユニバーサルスポーツをリードし、新たなスポーツの可能性を示してほしいと思うとともに、リードしていくことを期待したい。大東建託「未来のアスリート支援プロジェクト」も、応援していきたい。取材当日は、雨が少し降り残念な天気ではあったが、選手達は、熱いプレーを見せてくれた。今回、事務局メンバーから、車椅子ソフトボールを初めて見るメンバーが二人同行。大会の感想は、取材後記をご覧ください。
プロジェクト事務局メンバー取材後記
当日は、残念ながら雨模様。しかし、雨の中でも熱気あふれるプレーと応援がされていました。車椅子に乗ってのスイング、上半身だけの力で打つことは思った以上に難しいし力が入らない。そんな中でも、40m程度あるコートを超えるホームランや2ベースヒットがあり、思わず驚きの声がでました。また、守備では車椅子に乗った状態で、上半身だけの力で相手の届く範囲に投げることは難しいし、届かない。サードに飛んだボールを近くの仲間を経由して、ファーストでアウトにする仲間との連携は素晴らしいと感じました。初めて車椅子ソフトを観戦しましたが、どんな条件の中でも日々努力して成長する姿、仲間を信頼し連携する姿を見て、私たちの日々の仕事に活かしていきたいと感じました。今後もこの素晴らしい競技、チームを応援していきたいと思います。 施工品質管理部/業者管理課・坂口和敏
北海道千歳市のショッピングモールの一画を使用しての、全日本車椅子ソフトボール選手権大会の開催、当日は小雨が降る中ではありましたが、選手たちの気合いは雨をも吹き飛ばすかのように高まっていました。車椅子ソフトボール、想像を超えたアグレッシブかつストラテジックなスポーツ。車椅子での走塁は守備選手と接触するギリギリのラインで攻撃的で、ダイヤモンドを駆ける迫力ある姿に圧倒されるとともに、チーム力を基盤とした戦略的な攻防も繰り広げられ、手に汗握る試合展開に魅了されました。最後に試合会場の外では、車椅子に乗った小学生の男の子が選手とキャッチボールやバッティング練習をしている光景を見たときには、この車椅子ソフトボールを強力に応援して、更なる普及に向けた活動をしていきたいと感じました。 施工品質管理部/業者管理課・河野玄
車椅子ソフトボールは、障がい者と健常者、男性、女性、年齢において分け隔てなく、誰もが一緒に同じフィールドで楽しめるスポーツで、まさにその通りでした。小雨も降る悪コンディションの中でも、一生懸命プレイしている選手のみなさんを見ていて私も元気をもらいました。スタートした2012年当初は3チームだったのが、現在では13チームに増え、国内でも少しづつ競技の認知度が高まってきているとのこと。海外でも人気は高まりつつあるとのことらしいので、是非オリンピック・パラリンピックの競技になることを祈って、応援を続けて行きたいと思いました。 営業企画部/販売促進課・廣本繁樹
今大会、大東建託「未来のアスリート支援プロジェクト」はグラウンドのフェンスを協賛しました。
【取材大会】
大会名:第6回日本車椅子ソフトボール選手権大会
日程:2018 年 7 月 7日(土)~8日(日)
会場:千歳アウトレットモール・レラ駐車場特設会場
主催:一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会
日本車椅子ソフトボール協会ホームページ http://www.jwsa.jpn.com/
車椅子ソフトボール協会フェイスブック https://www.facebook.com/WheelchairSoftballJapan/?fref=ts
過去のレポート
http://team-daito.com/magazine/?p=2090
http://team-daito.com/magazine/?p=1298
http://team-daito.com/magazine/?p=509
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大東建託「未来のアスリート支援プロジェクト」TEAM DAITO
レポート:青木裕二(clutch-works)