平昌オリンピック後、男子、女子ともに日本のカーリングも盛り上がりを見せている。特に女子チームの北海道エリアは激戦区であり、カーリングのレベルは高い。そんな中、今回、帯広を拠点とする「チームとかち」が、TEAM DAITOの支援アスリートのメンバーに加わった。北海道では、平昌オリンピック後、ワールドカーリングツアーでも活躍する北見市常呂町の「ロコ・ソラーレ(LS北見)」が、実力、知名度でNO.1チームと言っていいだろう。しかし、「北海道銀行フォルティウス」や「Nimoaチーム札幌」、その他のチームも、北海道内で「LS北見」のその背中を追う。そんなチームの中に、チームとしては若い「チームとかち」というチームがある。昨年の7月にチームメンバーの再編成を行い、新しいチームとしてスタートした。メンバーは、島絵梨子選手、辻村梨紗選手、七條茉帆選手、六車佳奈美選手、安部みのり選手の5人。そして、コーチは全日本シニアでも選手として活躍する藤田俊一氏。今回、帯広予選、道東選手権を勝ち抜いて、日本選手権出場(3位まで)を目指し、北海道カーリング選手権大会に出場した。「LS北見」は出場しないものの、各エリアの厳しい予選から上がってきたチームのレベルは高い。「チームとかち」も、連日、厳しい戦いが続いた。そんな中、19日(土)1試合目(第12試合)「チーム札幌」との試合では、一進一退を繰り返し、6エンドで1ポイントのリードと粘りの展開を見せたが、7エンドで3ポイントを取られ敗戦。課題の残る悔しい試合となった。結果、北海道カーリング選手権大会は3勝4敗で5位となり、日本選手権の切符を手に入れることはできなかった。その課題とは、全体的な個人技の精度を上げることはもちろん、強い相手との試合経験を積んでいくしかない。試合の戦術や展開は、試合の中で選手達が考え実践していく。一投で試合展開は変わる。今回の大会で選手達は、その一投の大切さを経験した。惜しい敗戦となった「チーム札幌」は、3位で日本選手権へ出場する。「チームとかち」の目標でもある日本選手権出場の影も見えたのではないかと思う。年齢的にも20台を中心とした若いチームで、吸収力はある。コーチである藤田氏の選手としての経験も大きな強みになる。まだまだ、強くなりそうだ。そんな期待を持てる取材となった。これからも、TEAM DAITO未来のアスリート支援プロジェクトは、「チームとかち」を応援していきたい。
<チームとかち>
島 絵梨子
辻村 梨紗
七條 茉帆
六車 佳奈美
安部 みのり
事務局メンバー取材後記
初めてのカーリング観戦。予想以上に静かな観客席。良いショットをしても感情を出して喜ばない、相手がミスしても表情を変えない。闘志を内に抑え込む珍しいスポーツだというのが印象的でした。「チームとかち」のメンバーは本当に人柄も良くいいチームでした。一言でいえば「つい応援したくなるチーム」。チームとして成熟すれば、来年の日本選手権に出場できると感じました。これからもTEAM DAITOでサポートしていきます。
施工品質管理部 業者管理課 神藤 雅之
北海道名寄市の道立公園の施設にて、北海道カーリング選手権大会が開催されました。この時期の北海道は一面雪景色で、最低気温が氷点下30℃になることも多い中、選手たちは試合に懸ける思いをメラメラと燃やしていまいた。カーリングの試合を生観戦するのは初めてでしたが、氷上のチェスと呼ばれだけあり、頭脳戦が展開されます。ストーンの配置や氷の滑り具合、最終エンドに向けての点数運びなどあらゆる要因を鑑みて、選手がストーンの一投一投に魂を込めてショットしている姿に魅了されました。「チームとかち」は5位という結果に終わりましたが、取材の中でチーム力が伺え、これからの成長が期待できそうです。今後も「チームとかち」を応援し、彼女たちの成長を身近に感じていきたいと思いました。
施工品質管理部 業者管理課 河野 玄
チームとかち紹介ページ
http://team-daito.com/athelete/69
取材協力
大会:第38回北海道カーリング選手権大会兼アルバ―タ杯カーリング大会
日程:2019/1月16日~20日
会場:名寄市道立公園サンピラー交流館カーリングホール
主催:北海道カーリング協会
ぜひ、選手ページのアイコンをクリック!(クリックが応援になります。)
社員の皆様の応援をお願いします。
大東建託「未来のアスリート支援プロジェクト」TEAM DAITO
レポート:青木裕二(clutch-works)