昨年、TEAM DAITOの支援アスリートの仲間入りをした馬術競技を行う草薙達也選手。馬術とはどんな競技なのか?なかなか、見る機会も少なく馬術や乗馬は身近にはない。今回、御殿場で行われた「Fuji Horse Show Autumn Grand Prix」という競技会にお伺いした。乗馬のイメージは、ロングブーツ、ジャケットと正装したウエアで優雅に馬に乗る姿を思い浮かべる。しかし、会場で見た乗馬は、優雅で華麗ではあるものの、迫力のある競技だった。道具などを使う競技は一般的ではあるが、人間以外とパートナーを組んで行う競技は少ない。調べてみると、やはり馬が多い。馬術以外では、ポロ競技が歴史もあり有名かもしれない。そこには、競技性の難しさがあるのかもしれない。馬も人間もアスリートでなくてはならない。両者のメンタルやモチベーション、技術力が求められる。人間だけでは成立しない、馬だけでも成立しない難しさがある。草薙選手に聞いても、馬への愛情を強く感じた。毎日、声を掛け会話し、体のメンテナンスを行うことで体調の変化を見る。パートナーとしての、信頼関係を築いている。もちろん、アスリートとしてのお互いのトレーニングもかかさない。人馬一体、心が通じ合い、すべての要素がひとつになった時に、最高のパフォーマンスを発揮できるのかもしれない。
草薙選手へインタビュー
馬術競技の魅力は?
1番は、パートナーでもある馬と一緒にスポーツが行えること。醍醐味でもあります。一緒に課題を乗り越え、喜びを分かち合えることです。馬にも嬉しい、悲しいなどの感情がありますので。
馬術競技の難しは?
馬にも調子の良い悪いが当然あります。気候にも影響されやすいこともあります。馬が良いパフォーマンスを発揮できる環境作りが重要。馬が、1番ハッピーな状態にしてあげることを心がけています。
トレーニングは?
トレーニングは基本毎日です。日によっては、馬の状態も違います。(サボったりすることもあるそうです。)毎日のトレーニングの中で、体の状態や気持ちを読み取り試合に向けて調整していきます。とにかく、信頼関係が大切です。
今シーズンについては?
悪くないです。11月の全日本での上位を目標にしています。春から、調整を兼ねて試合に出ていますので、全日本では良いパフォーマンスを発揮したいですね。パートナーの馬は、少し、夏が苦手ですが、今年はうまく夏を越せたので楽しみです。
草薙選手ご自身は?
第一線での活躍はもちろんですが、現在は、後進の育成にも力を入れています。ただ、指導方法は難しいです。競技特性上、馬とのフィーリングが大事で感性を鍛えることが必要です。伝え方が難しいです。技術的なことも大事。基本を大切にしています。
最後にメッセージを
馬術を見てほしいです。障害馬術は誰が見ても分かる競技です。バーを落とせばミス、速い方が良い。ルールはシンプルです。馬によって、人によって、乗り方のスタイルも違います。それを、見るだけでも楽しいと思います。ぜひ、会場で見てください。11月の全日本はテレビでの放送もあると思いますので、ぜひ、チェックしてください。
興味のある方は、ぜひ、乗馬体験にお越しください。
草薙選手が所属するクラブ「座間近代乗馬クラブ」
http://zama-rc1974.com/
取材した障害飛越競技とは?
コース内に設置された障害物を、順番にミスなく飛び越し、ゴールまでのタイムを競う種目。障害物を落としたり、障害物の前で止まってしまったりすると減点。ミスなく飛び越すために的確に馬を誘導し、タイムを縮めるためのコース取りは、選手の仕事。選手と馬が力を合わせて息を合わせて走り抜ける姿は、華麗でもあり迫力を感じる。
草薙達也選手ページ
http://team-daito.com/athelete/61
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レポート:青木裕二(clutch-works)