オンライン取材vol.3は、ライフル射撃の柳選手です。

柳選手も、他の選手同様、練習環境が自粛制限される中、モチベーションを下げず、競技再開に向けて、今できることを実行しています。コロナウイルス感染拡大で競技活動が制限され厳しい状況ではありますが、前向きな気持ちが伝わってきます。他の選手にも参考になる内容かと思います。ぜひ、皆様、ご覧ください。

まずは、SC軽井沢クラブjrの山本選手から、柳選手への質問の回答から。
(アンケート回答時に、気になる選手、質問を記入していただいています。)
質問
試合前に自分を集中させるために必ずやっていることがあるのか。普段のトレーニングでメンタルトレーニングをやっているか。やっているとしたら、どのような技法を使っているのか。
回答
山本さん、こんにちは。ライフル射撃の柳あさこです。ご質問いただき、ありがとうございます。少しでもお役にたてたら幸いです。試合前の決め事は特にありません。特定の行為や食べ物、アイテム、げん担ぎ等決めている選手もいますが、私はあえて決めないことを選択しています。もし何か予期せぬトラブルが起きて決め事ができなかった場合、ほんの少しでも不安感や焦燥感が出る可能性があるからです。どんなに万全に準備をしていても、何か予想していないことが起こることがあります。その結果、大事な試合に集中できなかったら悲しいことですし、本末転倒になってしまいます。その代わり、毎日、24時間常に心がけていることがあります。それは「今この瞬間を生きると意識し、心がけること」です。どんな行為においても適用します。仕事中、射撃中(練習、試合とわず)、会話中、読書中、勉強中、食事中、お風呂、歯磨き中、全てです。「生きる」という行為そのものの質を良くすることを考えています。過去を悔いたり、結果や未来を不安に思う気持ちが強く出てしまっているなと思った時、他人が気になる時は今の自分の呼吸や心臓の鼓動を感じて、自分に意識を戻してみてください。それだけで、毎日すべての時間がメンタルトレーニングになります。もちろん、過去の振り返りや未来の予測は大事ですが、それは今考えるべきことか?と問うてみてください。試合の時は、毎日の積み重ねで完成した「今に集中できる自分」が存在するだけで十分!他に何も必要ないと思ってます。あくまでも自然体で、試合に向かうことを心がけたいと思ってます。長くなりましたが、答えになっていなかったらごめんなさい。いろいろなメンタルトレーニング理論があると思いますが自分に合う方法を見つけてみてください。

01柳

Q1
現在の状況を教えてください。
3月末から練習拠点の射撃場は閉場しているため、実射練習は残念ながら行うことができていません。近々、開場予定です。やっと練習ができるとワクワクしています。筋力維持のためのトレーニングは変わらず継続しています。勤務体勢に関しては医療職ということもあり、自粛期間前後で変化はありません。
Q2
コロナ感染拡大外出制限の中、以前と気持ち(生活や競技への想い)の変化はありますか?
実射練習こそ行えていないものの、生活や競技に対する「気持ち」に変化はありません。以前同様、目の前のこと、今できることを1つ1つ心を込めて取り組んでいます。
Q3
現在、どのような練習やトレーニングを行っていますか?
2月上旬時点で大会や講習会の中止が増えてきました。長期化が予想されたため、数ヶ月前から思い切ったチャレンジをしています。歯の矯正を始めたり、関節周りや脊柱の可動域の拡大、メインテナンスに取り組んでいます。最近は重心位置の変化や筋肉の緊張の低減が感じられるようになりました。撃った時の変化が楽しみです。
Q4
家でも楽しめるリフレッシュ方法、新しい趣味などはありますか?
もともとあまり休みを望まない性格です。毎日MAXまで体力と時間を使い切ることを爽快であると感じています。また、「自粛だからあれもこれもできない」ではなく「(自粛の範囲内でも)今できることに取り組めばOK」と考えているため、ストレスを感じていません。体の休息(アクティブレスト)を正しいタイミングで取ることは今後の課題です。新しい趣味と言えるかはわかりませんが、学会や講演会、練習会が中止の今、Webセミナーを受講するようになりました。オンラインでも学べることが多く、とても楽しいです。
Q5
コロナ感染収束後(外出制限解除)、挑戦したいこと、やりたいことは?
他の競技にもトライしてみたいと思っています。あとは日本舞踊や合気道、躰道、古武術といった日本古来の動きにも興味があります。体の使い方や軸の取り方、重心の移動等を多方面から学ぶことで、最終的に射撃に還元することが狙いです。
Q6
過去のシーズンでの思い出は?(印象に残っている大会やベストゲームやレースなど)
とある試合、コンディションが悪く、最下位(8位)でなんとか決勝戦に進んだことがありました。予選終了後、焦ってました。「とりあえず今できる技術で勝負するしかない、自分を信じ、今に生きよう」と強く思って撃ち続けました。気がついたら優勝してました。目の前のことに最大限集中できていた瞬間だったと思います。
Q7
今後の目標を教えてください。(今シーズン、将来・・・)
自粛という名の休息期間を通じて自身の射撃を見つめ直すことができました。体の改造含め、裾野を広げることができたと思います。それを踏まえ質をさらに高めることが目標です。心技体バランスよく鍛え続け、全日本クラスの試合での入賞・優勝に繋がることを願ってます。

最後にTEAM DAITO未来のアスリート支援プロジェクトへメッセージをお願いします。
いつもお世話になっております。未曾有な事態にもかかわらず続けてご支援をいただきありがとうございます。「新しい生活様式」の中でスポーツがどのように変化していくのか、手探りの状態がしばらく続くことと思います。試合が始まった際に最大のパフォーマンスを発揮できるよう、コツコツと準備を続けてまいります。TEAM DAITO所属アスリート皆で集まれる日を楽しみにしております。今後ともよろしくお願いします。

氏名:柳 あさこ
所属:北海道大学大学院 歯学院
競技:ライフル射撃

写真 提供元:Yusuke Mishima

 

柳あさこ選手ページ
https://team-daito.com/athelete/78

 

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