第 37 回全日本自転車競技選手権 BMX レース が、(公財)日本自転車競技連盟主催にて、10 月 25 日(日)に大泉緑地内サイクルどろんこ広場 (大阪府堺市)の特設会場にて開催。 新型コロナウイルス感染症対策も講じて行われ、全国から集まった 251 名の選手の熱いライディングで盛り上がりを見せた。大東建託「未来のアスリート支援プロジェクト」は、ゴールドスポンサーとして、大会を協賛サポート。コロナ禍の中、今シーズンのレース開催は久しぶりになる。当日は、最高のレース日和。集まった選手、家族の顔は笑顔に溢れていた。立地の良さから、ギャラリーも数多く入場。今回、ソーシャルディスタンスを確保する試みとして、ギャラリースタンドを設置。感染対策の一環として、声援は控え拍手で選手を応援。会場は、選手、家族、ギャラリーの一体感があり、まさに、日本一を決定する全日本選手権に相応しいものだったと感じた。やはり、スポーツ競技は、会場でのライブ感が一番である。
TEAM DAITOからは、高崎成琉選手が出場
今シーズンは、1クラス上のカテゴリーとなり、1番年下。年上選手の中で苦戦するレースが予想されたが、十分に戦えるレース展開を見せた。毎日の練習の成果がその結果に表れているのだろう。予選3本、準々決勝、準決勝と、1位2位争いの展開で決勝へ進出。決勝では、接触転倒となり残念ながら7位となってしまったが、次戦、11月開催の「JBMXF大東建託シリーズ・岡山大会」では、その悔しさで、表彰台に上がるであろう。
大会レポート
12 人がエントリーした男子エリートは、予選を勝ち抜いた上位 8 名にて決勝が行われた。スタートから リードした長迫吉拓選手がそのまま逃げ切り優勝。7 度目の全日本タイトルを獲得。
長迫吉拓選手コメント
「優勝できてほっとしている。2016 年にこの会場で開催された全日本で負けていたので、前回と同様にオリンピック前に負けたくないなどの思いから出場しないことも考えたが、悪いイメージを壊すために出場 した。会場の雰囲気を見て、今までの全日本選手権で一番緊張していた。予選ではミスがあったものの、 決勝ではまとめる自信があった。オリンピックまでの1つの通過点として、勝たなければいけないレース で勝てたことは自信になった。」
大会リザルト
優勝:長迫吉拓(JPF ドリームシーカー)
2 位:吉村樹希敢(GANTRIGGER)
3 位:増田優一(大阪体育大学)
5 人がエントリーした女子エリートは 3 本のレースの合計ポイントで争われたが、全レースを制した丹野夏波が優勝。全日本タイトル 2 連覇を果たした。なお、東京五輪 NF 内定の畠山紗英は、トレーニングのため 活動拠点となるスイスに帰国しており出場していなかった。
丹野夏波選手コメント
「久しぶりの大きい大会で緊張した。今年は海外の大会もなかったので、この大会に合わせて調整した。 特別感のあるかっこいい会場だったので楽しみながら走った。3 本とも 1 位でゴールするという目標を達成 できてよかった。」
大会リザルト
優勝:丹野夏波(早稲田大学)
2 位:酒井亜樹(deux rouse elite team)
3 位:早川優衣(立命館大学)
その他全てのリザルトはこちらから
https://our.sqorz.com/org/jcf/event/5f939fed1148b92aa4590b60/classes
大会の模様はYouTubeでご覧いただけます。
https://youtu.be/_gn0JDwKrvw
※日本自転車競技連盟プレスリリースより
TEAM DAITOテントでは、1,000,000PJステッカーを配布
多くの人を笑顔にしました!
TEAM DAITO「未来のアスリート支援プロジェクト」は、BMX選手の皆さんを応援します!
高崎成琉選手のページはこちら
https://team-daito.com/athelete/70
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レポート:yuji aoki/clutch-works