今シーズンで競技を引退する竹内すい選手。TEAM DAITOの初期メンバーです。初めて会ったのは、中学生でした。インタビューをした時も、常に笑顔。明るく、天真爛漫な女の子という印象でした。この春、大学を卒業する竹内選手と、会場で待ち合わせ。大人になった竹内選手。一瞬、竹内選手?と悩みました。しかし、笑顔は変わらず、すぐに、竹内選手と確信。最後の大会、最後の演技前に少しお話を聞くことができました。
最後の大会、最後の演技。少し、緊張しているのか?少し、感傷的になっているのか?と心配していましたが、いつもと変わらない笑顔で自然体の竹内選手でした。それは、これまでの14年間、やれることはやりきった充実感でした。最後は、いつもと変わらず楽しく滑りたい。今まで自分に携わってくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたい。スケートが大好きで楽しさを表現したい。最後の演技には、その想いが込められていました。
大学卒業のタイミングで、競技を引退することは決めていた。ただ、怪我も多く、納得のいく演技もできず、時間が経ち、卒業前に引退することも考えたそうです。そんな竹内選手が、競技を続けられたのは、小塚幸子先生(コーチ)のお陰です。どんな時も、待っていてくれた。常に、優しい言葉をかけてくれた。もちろん、卒業のタイミングで、競技を引退すると決めていた竹内選手自身の強い信念もあったからだとも思います。今後については、その尊敬する幸子先生の元で、指導者を目指すとのことです。怪我を乗り越えての14年間の競技経験は、弱さも理解できる、選手に寄り添う、指導者になることと思います。将来、コーチとしてリンクサイドに立ち、育てた選手が活躍する日がくるかもしれません。楽しみにしています。第二のフィギュアスケート人生も充実したもになることを祈っています。竹内選手、お疲れ様でした!
TEAM DAITOからの卒業も少し寂しいですが、事務局メンバー一同、これからの竹内さんを陰ながら応援していきます。ありがとうございました!
幸子先生の元から、最後の演技に笑顔で滑り出す竹内選手。
気持ちを込めて、最後の演技を。
幸子先生の後ろで後輩の演技を見つめる。
卒業セレモニーでは会場のすべての人に感謝を伝えました。
最後もとびっきりな笑顔でした。
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竹内すい選手一問一答
これまでの競技生活について、どのような想いがありますか?
たくさんの方々にご支援ご声援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
印象に残っている大会や思い出を教えてください。
1番印象に残っている大会は、2017年に出場した初めての全日本選手権大会です。会場に入った時に、音楽の音量の大きさと圧に驚いて、「ここで滑れるんだー!」とワクワクしました。また、2018年のインターハイで初めて3A(トリプルアクセル)が成功できたのでとても嬉しかった思い出があります。
フィギュアスケートをやっていて良かったことを教えてください。
スケートの楽しさを知れたこと、いろんな挑戦ができた事、たくさんのご縁に恵まれたことです。
フィギュアスケートをやっていて大変だったことを教えてください。
大変なことはあったと思いますが、楽しかった思い出でいっぱいです。
フィギュアスケート(競技)から、竹内選手は何を得ましたか?
体調管理が大切ということを身をもって感じました。
ここまで、フィギュアスケート(競技)続けられた理由は?
スケートが大好きで幸子先生が大好きだからです!
これまでの競技生活で感謝している人はいますか?
両親はもちろんですが、スケートを始めた時からずっと教えてくださっている幸子先生です。スケート以外にも、人として大切なことをたくさん教えて頂きました。
今後はどのようなことをやりたいですか?
これからもスケートに携わっていくので、スケートの楽しさや素晴らしさをたくさんの方々にお伝えできるよう精進して参ります!
TEAM DAITOのメンバーへメッセージをお願いします。
TEAM DAITO結成当初から約10年間、メンバーとして活動出来たことがとても嬉しいです。
これからも、アスリートの皆様のご活躍を心からお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました!
2020年オンラインリレーインタビューVol.14
https://team-daito.com/magazine/?p=3925
2016年アスリートマガジン(中学生最後のシーズンでパーソナルベストを更新)
https://team-daito.com/magazine/?p=1599
大東建託「未来のアスリート支援プロジェクト」は、
夢を見る次の世代へ。つなぐ。この先も。
をコンセプトに、アスリートを応援します!